
2017年7月22日
今回はフットサルのオフェンス戦術で有名なエイトの動きを紹介します。エイトというのは、動きながらボールを回して、相手のマークのズレを誘ってピヴォにボールを当てて攻める動きの事になります。
初心者の方には結構難しいと思いますが、レベルをワンランクあげたい、という方は是非一度練習してみてください。
では、具体的なエイトのやり方です。フォーメーションによってやり方が違ったりするのですが、今回はオーソドックスなダイヤ型のパターンを紹介します。
このように、後ろの3枚が8の字の形で動く事からエイトの動きと呼ばれています。
このエイトの動きですが、エイトはあくまで攻めるための手段の一つです。
よくありがちなのが、フィクソからパスをもらったから中にドリブルして逆サイドにパス、というように、ピヴォへのパス当てを意識せずに、エイトをする事だけが目的になってしまう事です。
エイトはあくまで攻めるための動きです。手段であって目的ではありません。エイトを使って、どう崩すかを考えるのが重要です。
どういう事か具体例をあげてみると、
こういう感じです。(エルの動きについては過去記事をご参照ください)
何度かエイトの動きでパスを回しておくことで、相手のディフェンスは中を締める意識が働きます。そうなると当然、縦へのパスが通りやすくなりますので、エルの動きなどに移行しやすくなるわけです。
このようにエイトはあくまで攻めるための手段なので、エイトを使ってどう攻めるのか、状況に応じて臨機応変に判断しなければなりません。
なかなか難しいですが、エイトの動きからの攻めができれば、エンジョイレベルではそうそう負けなくなるので、是非一度練習してみてくださいね!